着物で旅行【荷造りどうする!?パッキング方法】
「遠方での結婚式に招待された。せっかくなら着物で参列したいな。さて着物をどうやって持っていく!?」
今回はいとこの結婚式に参列ということで着物のほかヘアアイロンやヘアスプレーなどドレスアップに必要なものも含めて荷造り方法をお伝えします。
神奈川→石垣島へ飛行機で移動した実例を元に解説していきます。
最低限の持ち物
事前に郵送するもの |
当日持って行くもの |
- 着物
- 袋帯
- 帯揚げ・帯締め
- 長襦袢(半衿付けておくのを忘れずに)
- 草履
- 足袋
- 帯枕
- 補正(わたしの場合はウエストとデコルテ)
- 腰紐6本(多めに)
- 帯板
- 衿芯
- 着物クリップ
- 安全ピン(何かのために)
- ヘアアイロン
- ヘアスプレー
- ご祝儀
披露宴参列関連で言えばこんなところで、あとは着替えや化粧品など通常の旅行の持ち物になるかと思います。
ただし、もし旅先が航空便で荷物を送る地方の場合は注意することが2点!
航空便で配送する際に注意すること
日数
披露宴に限らず旅行で荷物を送る場合使いたい日にちが決まっていますね?
当然その旅行中に受け取れなければ意味がありません。
今回わたしが行った沖縄は特に配送の遅延が起こりやすく、もしも悪天候で物流がストップした場合復旧するまでに1週間ほどかかることもあります。
そんなわけで沖縄に限らず荷物を配送をする場合は滞在先のホテルなどに許可を取って早めに送っておくほうが間違いありません。
今回わたしは5/13(土)に披露宴だったので、披露宴を行うホテル(滞在先は別のホテル)に事前に許可を取り
5/7(日)に郵便局から発送しました。
航空便の制限
飛行機で荷物を送る際にリチウム電池や火薬など危険物を送れないのはなんとなくみなさんご存じかと思います。
しかし、普段から使っている危険でもなんでもなさそうなものも送れません。
なんと、化粧水です。
”航空機による輸送ができないものは?
3、引火性液体
航空機による輸送ができないものは? – 日本郵便 (japanpost.jp)
オイルライター
液体接着剤
化粧品
ペイント類
化粧水にはアルコールが含まれているものが多く、このアルコールが航空便で送れないのです。
知らなかったときに郵便局員から指摘され郵便局の床でせっかくとめた梱包を解いて化粧水・乳液を取り出したことがあります。
航空機以外の配送方法ならできるとのことでしたが、それは船便。お届け日数はプラス4日ほどとのことで
これでは旅行が終わったころに荷物が届く…という事態になりそうです。
また先に挙げたヘアアイロンやヘアスプレーも航空便で送れませんし、飛行機の搭乗の際手荷物として預けることができませんので
機内持ち込みができるサイズのバッグに入れて機内に持ち込みましょう。
実際の梱包方法
さて、配送に関する注意点が分かったところで早めの配送のためには実際に着物をどうやって梱包するか
というところですよね。
着物ですから横に平たく畳んだ状態でないと変なしわがついてしまいます。
そこでこのような順番で風呂敷に包んでいきます。
1.風呂敷を広げその上に三つ折りにした着物を置く
2.長襦袢・帯を重ねる
3.さらに帯枕・帯揚げ・帯締めなど小物を重ねていく
4. くるくると丸める
5. 風呂敷をしばる
こうすることで着物にしわが寄ることなく梱包できます!
帯板や草履など風呂敷に入らないものは直接バッグに入れ、風呂敷に包んだ着物とともに水着や子供たちの洋服なども一緒に梱包して送りました。
発送の前日に荷造りをして披露宴当日に荷ほどきするまで1週間梱包されっぱなしでしたが当日はきれいな状態で着ることができましたよ!
ちなみに風呂敷ごと入れたこちらは旅行の際に使っているトラベルポーチ。
ベルトで圧縮でき夏なら家族4人2泊3日分くらいの衣類が入ります!宿泊先のクローゼットや長押に引っかけて滞在中は引き出し代わりに使え、着た服とまだ使ってない服の分類ができてすごくラクです。
今まで子供の分はこの袋、子供の肌着はこの袋、自分の分はこの袋、下着類はこの袋…と荷造りしていましたが毎回旅先で
「肌着、肌着…あれっ!?この袋じゃない!これじゃない!んっ?こっちだったっけ?」
とすべての袋を開けたり大変だったけど、これを吊るしておけば一目瞭然。タンスみたいに使えて快適です。
価格:3280円 |